参加を迷っている方へ

みなさん、こんにちは。
ぐんま100kmウォーク実行委員会 事務局の大野です。

本日より、運営スタッフによるブログを開始してまいります。
情報公開というよりも、運営側のそれぞれの想い、独り言のような内容にしていきたいです。
少しでもぐんま100kmウォークを身近に感じていただきたいと思います。
お時間の許す方、お読みいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

まず、本文に入る前に…

6年前の今日、3月11日 14:46東日本大震災が発生しました。
自然の驚異により、たくさんの大切な尊い命が失われました。
原発の影響により故郷を追われる人々も沢山いました。
同じ日本に住んでいながら、天と地ほどの差が各地域にありました。

残された私たちにできることは何か?
一つに絞れるものではありませんが、その一つのうちに掲げるものとして
「前に進む」
ということを信じていきたいです。

犠牲になられた多くの方々に 、ご冥福をお祈り致します。

さて
本日3月11日現在
第7回ぐんま100kmウォークの申込みは堅調に進んでおります。
申込期限まであと20日間となりました。
現段階で約180名の申込みをいただいております。

沢山のお申込み本当にありがとうございます!

目標の定員は300名。
まだまだ余裕があります。

参加を迷っている方が多数いるであろうと勝手に憶測して
初参加、初挑戦される方へのメッセージとして
今回のブログに想いを書いてみたいと思います。

ぐんま100kmウォークは大会趣旨にあるように
ニューイヤー駅伝のコース100kmを歩くウォーキングイベントです。

マラソンや競歩のような「競技」ではありません。

1.感謝、感激、感動を忘れない
2.ゴールタイムを競わない
3.我武者羅に挑戦する

の3つを軸に、ただひたすら「歩くベント」です。

100kmというゴールを設けていますが、完歩だけが目的ではないのです。

実行委員長である宮本が思い立って始めたイベント
最初は大会でもなんでもなく
たったの2人で始めたことがきっかけです。

「100kmという道のりを歩ききったら、何かが変わるかもしれない」
自分に自信をつけたい、自分に対する勇気が欲しい、という極めてシンプルな動機で始めたイベントです。

そこにどんな意味が込められているのか?
宮本の想いに賛同している私個人の想いとしては

純粋に、自ら人生を自分自身で歩みたい
人として生きる自信、良くありたいと願う向上心を信じるべく
そのために動き出す「きっかけ」としての
「一歩を踏み出すこと」そのものが大事であるということです。

ゴールという完歩ができる・できないは重要と思っていないのです。

完歩しタラ、完歩すレバ…
というタラレバの先にあるものって
今現在には存在しないはずです。

完歩した
リタイヤした
どちらにしても、それは歩み始めた先の未来のことであり
歩み始める前には、一切その変化はないし、結果もないのです。

勿論、達成感や充実感という、ゴールした者が実感する想いがあるのは事実です。
ですが、それを目的と思い込んでしまうことに
多くの人が陥ってしまう考え方のように感じています。

ゴール、完歩は目標であって、目的ではありません。

目的は「自分の限界に挑戦する」ためです。
その一歩を踏み出すための機会です。

では何のために?「自分の限界に挑戦する」のか?
それは参加者の皆さんそれぞれの想いの中に存在するはずです。

ぐんま100kmウォークが「自分の限界に挑戦する」機会を運営し続ける理由は
宮本を中心に、運営メンバーがその想いを共感し、100kmを歩くことで人は自分に自信を持てると信じているからこそ、これをたくさんの人に広めていきたいという願いです。

参加するきっかけ、挑戦するきっかけは人によって様々です。
完歩を目標にするのはもちろん、前よりも早く歩けるようにとか
全国の色々な100kmウォークに参加するとか
そういった目標は、各々あって良いし、素晴らしいことです。

ぐんま100kmウォークは
初心者や初挑戦の方に優しい大会を目指します。

ウォーキングに慣れた人や
マラソンランナーや身体を動かすことが好きな人
だけのためのイベントではありません。

むしろ声を大にして言いたいことは

ウォーキング初心者
普段歩いたりしない人など
100km初挑戦の方を大歓迎してます。
(勿論、熟達者も大歓迎していますが(^^;)

なぜなら、そういう方にこそ、このイベントの想いを伝えたいからです。
何度も参加してくれる方々は、それぞれ各自で100kmウォークの魅力を知っています。

もし、
頭の片隅にでも
完歩してみたい
歩いてみたい
興味がある
など
自分の中の冒険心に火が付き始めていて

だけれども
完歩は無理だなぁ
どこまで歩けるかなぁ
ツライのキツイの嫌だなぁ
など
その冒険心の火を消してしまうネガティブマインドが発動してしまっている人がいたら

全力で背中を押させていただきます!

完歩できなくてOK
リタイヤしてOK
二度と参加するもんかと思ってOK

参加しようと踏み出した一歩にこそ
その勇気と決断に、最上の敬意を表します。

その一歩が「前に進む」始まりです。

歩み始める前から
「恐れ」や「不安」を感じる必要はありません。

歩き始めれば必ず来ますから
未経験の苦痛
心が折れる瞬間
自分の限界

キツイ、痛い、苦しいは否定しません。
まぎれもない事実です。
それは覚悟してください(笑)

ただし
仮に完歩できなくてリタイヤしても自分を責めないでください。
むしろ、踏み出した自分を褒めてやってください。

とにかく
参加しようかどうか迷っているなら
参加してみてください。

お待ちしています!

現段階での申込者の状況ですが
なんと112名が今回初挑戦される方です。

全体の62%。
10人中6人以上が100kmの道のりに初挑戦です。
我々運営メンバーからすると、こんな嬉しいことはありません。

残りの38%のうち、8割がリピーター参加者です。
こちらも涙が出るほど嬉しいです。

この初挑戦の方たちは、
今ここまで読んでいる方、
参加を悩んでいる方より一歩先に歩みを始めている方たちです。

きっと
楽しみでワクワクしている人もいるでしょうし
歩けるのかドキドキして不安な人もいるでしょう。

どちらの想いも人が感じる純粋なもので、どちらも動き出したからこそ感じられる素晴らしいものだと思います。

いずれにせよ
参加した後に「参加して良かった」と思ってもらえるよう
我々実行委員会は最大限の努力をしていくのみです。

実際のところ
100kmウォークは長時間にわたるイベントなので、正直なところ運営する側も大変です。
基本的に参加者の自己責任とはいえ、コース上の案内から安全確保やら何やら、大会終了まで気が抜けません。

役割分担をしながらコアな運営メンバーは30時間以上にもわたって動いています。
わざわざ好き好んで運営しないかぎり、普通の人は開催しようと思いません。

というわけで、運営する側も相当なモノ好きの集まりなのです。
普通なら大変、やりたくないと思えることを
進んで楽しみながら、なんとかクリアしていこうと
「前に進む」
コツコツと続けているだけなのです。

幸いなことに
参加者そのものも、相当なコアな魂をお持ちの方がたくさんいて本当に有難いです。

一言で言い表すなら
「元気な人たちばかり」
体力はもちろんのこと、気力が違います。

今大会最高齢は80歳の方が挑戦されます。
前大会も完歩され、今年も完歩を目標にトレーニングに励んでいるそうです。

他には、関西方面から車椅子での参加の方もいます。
元気にチャレンジされる方には本当に元気をもらえます。

さてさて
だいぶ長文となってしまいました。

あとヒトツ
100kmを完歩することについての私なりの考えがあります。

100kmを歩けたからと言って、決して自慢にはなりません。
自慢する想いを持つほど、それが出てくるほど
他人と自分を比較し、優越感という他人を卑下するような欲につながります。
優越感はダメなんです。
人間は弱いので、知らず知らずのうちにこの欲に陥ってしまうんです。
だから、ぐんま100kmウォークはタイムを競わないのです。

逆に完歩できなかったときの劣等感もダメです。
まずは、限界まで歩き続けた自分を褒めてあげるほうが良いでしょう。

では、100kmを完歩することについて何があるのか?

それは、自信になります。
自慢ではなく、自信。

自分に強くなれる。
自分に強くなれるから、他人に優しくなれる。
他人に優しくなれるから、感謝できる。

決して感謝の強要ではありません。

ある意味、自分の壁を壊せるきっかけなのかもしれません。

最後に
ぐんま100kmウォークは、行政や公共機関が開催するイベントではなく、あくまで個人の集まりである有志によって運営されています。
特別な運営のプロが開催しているわけでもなく、何から何まで行き届いた配慮はまだまだ不足しております。

まだまだ発展途上なイベントなのです。
たくさんの参加者によって育てていただいて、支えられています。

とはいえ、いつまでも甘えてばかりではいられません。
せっかくたくさんの方に集まって頂けるので
実行委員会スタッフ一同、精一杯応援サポートさせていただきます。

是非是非、参加お待ちしております。

とりとめのない長文となってしまい、申し訳ありませんでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新たな一歩で
「前に進む」

迷っている方こそコチラでお申込みを!

不安な場合は「備考欄」にその旨コメント下さい。
より濃密に応援・サポートさせていただきます!

ぐんま100kmウォーク実行委員会 事務局
大野 賢二

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